父90歳、プラモ作りに熱中
父は昭和9年生まれの90歳。
体は健康。頭脳明晰。薬も飲んでない。悪いところは歯ぐらいか。
そんな父に、僕の弟がプラモデルをプレゼントした。
ボケ防止対策である。
弟がプレゼントしたプラモデルは、父の好きな城。
姫路城と松本城。3日間ほどで完成させ、今度は、僕に「松江城と彦根城がほしい」と言うので、インターネットで注文した。
高校時代の父は美術部に所属。卒業後、写真家として働き続けた。
釣りが好きで、ウキを手作りするほど工作が得意だった。
「お父さん、こういうのが好きやもんね。すごい集中力なんよ。ご飯も食べずに一日中、作り続けよる」。母はあきれ顔ながらも、うれしそうだ。
平均寿命の延びと少子化で、「超高齢化社会」になった日本。厚労省によると、2025年には、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されている。手は「第二の脳」と呼ばれ、指先を動かすことで脳の血流量が高くなるため、細かい手作業は認知症予防に効果的という。
手作業も楽しくなければ続かない。
趣味や特技を暮らしに取り入れることが、ボケ防止のポイントか。
童心に返ってプラモデル作りに熱中する父を見ていて、そう感じた。
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