気さくで男前な松井アナ 年の瀬と言うには、ちょっと早い12月10日。 高校の同級生、先輩らで忘年会を計画し、鉄板焼き「童童(わらべ)」で飲んだ。 このメンバーはいかん。 羽目を外すのは容易に想像できたが、やっぱり痛飲してしまった。 お好み焼きを食べ…
はなとひな 2人は同級生。 小学生の頃から仲良し。 誕生日も同じ。 はなとひな(2022年12月9日) ひなの家族と六本松の「焼肉かわむら」で忘年会。 みんな、牛タンが好き(2022年12月9日) みんな、酔ってます(2022年12月9日) 左から、ひなママとひなパパ…
いいことがあるといいね 娘と娘の親友しおりちゃんと3人で夜のドライブ。 車の運転は、免許を取得したばかりの娘。 最初に助手席に乗るのはパパと決めていた。 おぎゃーと生まれて19年と10カ月。 とうとう、この日が来たんだね。 2022年12月8日 youtu.be 来…
「ベリーショートもいけるやろ」 カツラは着け始めるときに勇気と決断力を必要とする。 しかし、それ以上に外すときの方が勇気と決断力が必要とされる。 千恵は潔かった。 「私、ベリーショートも結構いけるやろ」 2007年夏、そう言って、カツラをやめた。 …
妻のつぶやき 人を殺めて、罪を償うことなく、自分の命を自ら絶つ。 そのような自殺報道に直面したときの千恵のつぶやき。 覚悟を決めているかのように、僕には聞こえた。 「その命、いらないのなら私にください」 千恵の通夜。展示された母娘の写真(2008年…
「子どもは無理」と言われていたが・・・ 2002年6月22日朝、千恵が妊娠していることが分かった。 抗がん剤治療を終えて1年3カ月が過ぎていた。 薬の副作用で「子どもは無理」と言われながらの奇跡的な妊娠。 だが、実は、がん患者にとっては出産はリスクが高…
ぼーっとしてます 昨日、娘が僕に言った。 「毎年、いのちのうたの翌日は何も予定を入れないようにしてる」 それがいい。 実際、僕は寝てばかりだった。 朝は、コンビニおにぎりを食べた。 夜は、トマト鍋を頑張って作ってはみたものの、食べる気力もなかっ…
にぎやかな法事 長い期間、準備を進めてきた妻の追悼コンサート「いのちのうた」が終了した。 幸せな時間は、あっという間だった。 今朝、目が覚めると、いくつかのメッセージが届いていた。 北の地から福岡の会場に駆けつけてくれた友人は、「めちゃくちゃ…
シンゴ100% 僕は素っ裸に蝶ネクタイでステージに立っていた。 そして、股間を銀のお盆で隠していた。 後ろで梶浦さんがドラムを「ダダダダダ」と叩いている。 「ジャーン」とシンバルの音がした瞬間、僕はお盆をひっくり返した。 MCの大ちゃんが会場に向かっ…
心がひとつになったとき サッカーとロックは似ている。 選手とサポーターの一体感。 ミュージシャンと観客の一体感。 心がひとつになったとき、最高の結果と満足感が得られる。 撮影:chiyori 昨年の「いのちのうた」の打ち上げ(2021年11月20日) いよいよ…
「ここ」販促委員長の妻 「きょうね、私の顔を見て、急に泣き出したお母さんがいたのよ」 2007年12月13日に千恵が書いたブログを読んで、彼女が笑いながら、そう言っていた日のことを思い出した。 千恵が、そのお母さんと出会ったのは、内田美智子先生の講演…
「ナマケモノ」かもしれないが「怠け者」ではない 妻は自分のことを動物の「ナマケモノ」に例えていた。 下関市立安岡中学校で「命と食」をテーマに講演(2018年12月6日) でも、この世に体がなくなった今も、まだ、働いている。 死んどるばってん、生きとる…
「いのちのうた」まであと4日 4日後に迫った千恵の追悼コンサート「いのちのうた」。 先日は、トランペットの比良松先生とテナーサックスの大谷さんと今年初めての音合わせ。 「あれだけ時間があったのに、なぜ、もっと早く練習せんかったのやろうか」 確か…
妻がこの世にいた証し 2015年8月31日の夜。 中学1年の娘が千恵の遺影を見ながら、つぶやいた。 「ママはどうして、私を産んだのかなあ。もし、私を産まなかったら、今も生きていたかもしれないよね」 千恵が娘をどれだけ愛し、生まれてきてくれたことに感謝…
19歳のクリスマス クリスマスが近づいてきた。 わが家では、1カ月前までにサンタさんへの手紙を書かないとプレゼントは届かない。 今朝、起きてきた娘に「手紙は書かなくていいの?」と聞いてみた。 「うん。いいよ」 今年は、書かないつもりらしい。 娘は19…