でも、泣かないでください - はなちゃんのみそ汁番外篇

「ここ」販促委員長の妻

「きょうね、私の顔を見て、急に泣き出したお母さんがいたのよ」

2007年12月13日に千恵が書いたブログを読んで、彼女が笑いながら、そう言っていた日のことを思い出した。

千恵が、そのお母さんと出会ったのは、内田美智子先生の講演会場。

福岡県とその近辺で先生の講演があるときは、必ず追っかけて、講演後は内田先生の著書「ここ　食卓から始まる生教育」の販売を手伝っていた。

こんな小道具まで作って（笑）

内田先生と「ここ」を持つ娘。装画は娘が描いたイラストを使った（2008年2月14日）

わ〜たしはいま、生きている♪（2007年12月13日）

去年、旦那が講演をした高校で、内田美智子先生の講演会を聞いた。

講演のフィナーレで、なぜか私の歌が流れていた。
私の頬にも、温かい涙が流れた。
内田先生、ありがとう。

内田先生と佐藤先生が書いた本が、飛ぶように売れていた。
販促委員としては、うれしかった。

リンク

内田先生。
今後も、売り子でも鞄持ちでもごますりでも（事実）何でもしますので。
何なら、スライドに合わせて歌も歌います（笑）

あなたのためなら、何でもいたします。
なので、販促委員長の私を会場に入れてください。
今後の講演会の予定表のファクス、よろしくお願いします。

販売していたら、うれしい出逢いが。

去年、旦那の話を聞いた、この高校の男の子が、
私のブログに勇気を持って書き込みをしてくれた。
今どきの高校生が、こんなブログに書き込みをしてくれるなんて。

高校生は、何を考えているのかわからないと思っていた私だったけど、
その素直なコメントがとっても嬉しかった。

そうして、1年後、
その男の子のお母さまが、本を買う際に、私に声をかけてくださった。

「去年、息子があなたのブログに書き込みをしました。あの子の母です。いつもブログ読んでいます」と。

つながった。

「わあああ～ありがとうございます。息子さんによろしくお伝えくださいね。とってもうれしかったです」と言って、その美しいお母さまの手を無理矢理握りしめた。

「はい。・・うっっ」と言って、お母さまが、私の顔を見つめて、
涙をこらえきれずに、目頭を押さえながら、立ち去られた。

お、

おかあさーーーーーーん！

わ～たしは今、い～きているの♪

素敵なお母さま、お名前も聞かずに失礼いたしました。

あなたの育てになられた息子さんは、とっても素敵な男の子でした。
きっと、彼の未来は、明るい希望に満ちあふれると、信じています。

私も、ムスメがそんな子になるように、子育てしたいと思います。

声をかけてくださって、本当にありがとうございました。

でも、泣かないでください。

わ～たしは今、い～きているから♪（by森高千里になれない三十路なわたし）

追記

僕たち夫婦と内田先生が一緒に写っている写真。

他には見当たらなかった。貴重な一枚。