はなちゃんのみそ汁 番外篇

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ココロの中で生きている

健康
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MLで知り合った3人

乳がん患者が交流するメーリングリスト「テディベア」で知り合った3人。
 
妻の千恵、ゆめみんさん、ぎこさん。
2004年、わが家でオフ会をやったとき、
僕も2人に会うことができた。
闘病中とは思えないほど、快活だった。
 
ぎこさんは、お酒を飲む量が半端なかった。
千恵はちょっとだけ心配していた。
 
千恵もお酒が好きだった。
ほとんど口にすることはなかったが、
ゆっくり飲めば、日本酒一升瓶を空っぽにできる人だった。
 
今ごろ、3人仲良く天国で飲んでいるかな。
何年後か、会いに行くからね。

ゆめみんさん（左）とぎこさん（右）。ぎこさんに抱かれているのは娘はな（2004年10月9日）

hanamisosoup.com

 

 

それでもただひたすら前へ（2008年5月20日）
 
たった今、携帯にメールが入った。
 
ゆめみんさん からだった。
 
共通の友人である東北のぎこさんが、今朝4時半に天国へ旅立たれた、
というお知らせだった。


思わず、「えっ！」と声を出してしまった。
 
彼女は数年前に、ゆめみんさんと一緒に家に遊びに来てくれた。
同じ年ということで、すぐに意気投合。同士だった。


着物が似合う彼女。
 
着物姿で、焼酎抱えて、
酔っぱらったら胸のパットを飛ばしてしまうお茶目な女性だった。



そんなに悪かったのかと。


知らなかっただけに、驚いた。
 
今ごろ、風になっているだろうか。


元気なときの彼女の笑顔しか浮かばない。


涙は出なかった。


こうして私は、何人もの仲間を送り届けているのだ。
 
送り届けることに、決して慣れることはないけれど。
でも、だからこそ、彼女たちのために、前へ進まなければならない。


立ち止まってばかりは、いられないのだ。


彼女は亡くなったけど、魂は生きている。


私のココロの中で生きている。
 
ぎこさん。


100年後に会おうね。


飲み過ぎ注意だよ。

最近、東京のuekiさんから、
強くなれるお薬を処方してもらったので、私は、泣かない。


彼女の笑顔を思いつつ、ご冥福を祈りました。

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