はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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2023-01-01から1年間の記事一覧

素敵な恋をしてほしい

秋晴れの大濠公園でピクニック 青空が広がった日曜日の朝。 娘と彼氏のねすたは早起きして台所でサンドウィッチ作り。 弁当と一眼カメラを持って、大濠公園に出かけて行った。 2023年10月22日 2023年10月22日 パパも若いころ、週末は大濠公園でデートをした…

「人生が終わった」と思ったとき

「生ききる」決意を 今朝、目覚めると、ブログに応援メッセージが届いていた。 数年前の春、19歳の息子を事故で亡くした、という還暦の女性からだった。 「人生が終わったと思った」とつづられていた。 僕も妻を亡くし、「人生が終わった」と思った。 とてつ…

失敗から学べるもの

母校の非常勤講師に 引き受けてよかった。 下関から福岡への帰り道。 車を運転しながら、そう思った。 あれは今年の春だった。 出身大学の下関市立大の後輩で、今は同大学で准教授を務める上野惠美さんから非常勤講師の打診があった。 科目は「キャリアデザ…

14年ぶりに再会した韓国人女性の優しいハグ

妻とソヨンさんのつながり 僕と千恵がカナダに1カ月ほど滞在した際、現地でお世話になった女性がいる。 韓国人のソヨンさん。 昨日、観光で福岡を訪れた彼女と食事をした。 千恵が亡くなった翌年2月に会って以来だから、14年ぶりになる。 食事中、娘は千恵と…

娘たちにすっぽかされたバーベキューの翌日

頑張っている2人に文句は言えない 娘と彼氏のねすたをバーベキューに誘った。 約束の時間は16時。 結局、2人が現れたのは片付けが終わった3時間後だった。 ↓この日、2人は約束の時間に来なかった。 ameblo.jp 肉が大量に余ったので、その翌日、もう一度、娘…

ハンバーグに目玉焼きをのせると幸せになる

ソースにもこだわり 夜、アルバイトから帰宅した娘はいつも腹ぺこだ。 仕事が忙しくて昼食を抜く日もある。 そんなときの娘は「ガッツリ系」の夕食をリクエスト。 パパは得意料理のひとつ、目玉焼きのせハンバーグを作る。 娘は「これって最強コンビだよね。…

娘の手作り弁当

女心と秋の空 一体、何があったのだろうか。 パパの作る弁当が気に入らないのか。 昨日から、娘が自分の弁当を作り始めたのだ。 娘は小学1年生のころから弁当を作っていた。 常備菜を使うなど手際もいい。 20分もあれば色鮮やかな弁当が完成する。 大学3年に…

「あなたが大切」というメッセージ

子どもの心に闇や空洞を生み出さないために 今朝、目覚めると、スマホにメッセージが届いていた。 昨日、講演した小学校の保護者からだった。 布団の中で文を読み、思わず顔がほころんだ。 講演会は、佐世保市立大久保小学校の創立100周年記念事業。 学校名…

パパはミュージシャン

ワインまつりでウクレレ演奏 昨年、ウクレレを購入した。 どこにでも持ち運べて、コードも簡単。 ギターに比べてお手軽なのが良い。 消防士の富武さんとウクレレユニット「トミー&ヤス」を結成し、 ライブ配信を楽しんだり、福岡の繁華街・中洲での路上ライ…

USJの思い出と創作うどん

好きなアトラクションは「スパイダーマン」 今朝、娘は高校時代の親友と大阪に向かった。 目的地は、ユニバーサルスタジオジャパン。 今年2度目のUSJ。どんだけ好きなん、と突っ込みたいところだが、娘にとっては、行かねばならぬ理由があった。 USJの大人気…

「24時間テレビ」撮影の裏話

妻の梅干し 「24時間テレビ」の番組収録では、芦田愛菜さんと娘と僕の3人で食卓を囲むことになった。 娘と愛菜さんが作った料理は、みそ汁、肉じゃが、春菊の白あえ、ぬか漬けの4品。 これに加えて、愛菜さんには、16年前に妻が漬けた梅干しを食べてほしかっ…

娘の彼氏の第一印象

自家製ラーメンで和解 「なんて、非常識なやつなんだ」 それが、娘の彼氏の第一印象だった。 昨年8月13日、娘が新型コロナに感染した。 僕は娘の看病をしながら、15日に4回目のワクチンを接種。 翌日は副反応がひどく、寝込んでいたところ、インターホンが鳴…

あらためまして、登場人物紹介

楽しみながら、ぼちぼちと 今年8月から、時々、ブログのコミック編を投稿しています。 思いつきで始めたことですが、幸いなことに、評判は上々です。 加島綾乃さん(愛称・がっちゃん)のゆるーい感じなんだけど、実は細やかな描写力が素晴らしい。 そこで、…

最大級のサプライズに泣かされた誕生日の夜

わがままに生きる 昨日、60歳になった。 今の方が、30〜40代のころよりも体調がいい。 気分も晴れやかだ。 Age is just a number. 年齢は、ただの数字にすぎない。 そう感じる今日この頃である。 2020年3月末、56歳で会社を早期退職した。 この3年半、ストレ…

人生は還暦からがおもしろい

若いころは想像できなかった今の自分 先日、元読売テレビアナウンサーの清水健さんと語り合った。 お互いに妻をがんで亡くしたシングルファーザー。 2人のトークを清水さんが約14分間の動画に編集してくれた。※動画のリンクは文末に添付 悲しくて、つらいテ…

料理に目覚めた娘の彼氏

してほしいことをしてみせる 娘の彼氏ねすたが、料理に目覚めた。 以前は、ご飯を鍋で炊いて大失敗するなど料理を苦手としていたが、 オムライスを完成させるほどに腕を上げた。 娘の影響か。いや違う。 毎日、パパの手料理を食べているから、台所に立ち始め…

娘の彼氏は刺身が好物

作る喜び、食べてくれる幸せ 娘が小学生のころ、親子ふたりでよく釣りに出かけた。 豆アジが大量に釣れると、ぱぱっとさばいて、握り寿司にした。 娘は釣りは好きだが、生魚を食べるのは大の苦手だったため、アジの握りは全部パパの胃袋に収まった。 大学生…

京都から帰宅した夜のサプライズ

ひとり遊びは難し 京都ひとり旅の最終日。 ホテルをチェックアウトしたのはいいが、帰りの新幹線まで5時間以上もある。 さて、どこに行こうか。 結局、何をしていいか分からず、 京都タワー地下一階のバルで、チーズをつまみながらクラフトビールを飲み続け…

出会うべくして出会った人

報われる日がくることを信じて 清水健さん、忙しい中、時間をつくってくれてありがとう。 ライブ配信楽しかった。 焼き鳥も、めちゃくちゃうまかったよ。 仕事、子育て、家事、PTA・・・。 清水さんは、今が踏ん張りどきかもしれんね。 必ず報われる日がくる…

フリーアナウンサー清水健さんとライブ配信

会いたい人リスト 京都の旅2日目は、大阪まで足を延ばした。 会いに行った人は、フリーアナウンサーの清水健さん。 大阪の人なら誰もが知っている元読売テレビアナウンサー。 彼も僕と同じように妻をがんで亡くし、今は8歳の男の子を育てるシングルファーザ…

老後を楽しく生きるための第一歩

会いたい人に会いに行く 娘は大学3年生。2年後は社会人だ。 いつまでも、パパと一緒に行動を共にする年齢ではない。 パパと旅行に行くより、友人と旅行に行くほうが楽しいに決まっている。 僕は、講演などで全国を旅しているが、観光目的の「ひとり旅」は経…

はなちゃんはバリスタ

子どもを台所から遠ざけるのはもったいない 「はなcafeで、食後のコーヒーはいかがですか?」 「いいですね。濃いめのホットをお願いします」 「かしこまりました」 娘が10歳のころ、いつも朝食後にコーヒーを入れてくれた。 こんなやりとりが懐かしい。 台…

思い出の場所に妻がいない寂しさを抱えながら

寄せられた300通のメッセージ 朝から、東京で撮影した写真を見ながら、うるうるしている。 はなとねすた、僕の3人が「雷門」の前で笑っている写真だ。 hanamisosoup.com 幸せを感じる時間。 ずっと、写真を見ていられる。 ここは、23年前、亡き妻千恵と2人で…

「24時間テレビ」の出演を終えて

うれしさ半分、寂しさ半分 みなさま、お疲れさまでした。 家族で出演した「24時間テレビ」。 日曜日の朝の早い時間に、多くの方たちに見ていただき、とても感謝しています。 たくさんのメッセージもありがとうございます。 反響の大きさに驚いています。 必…

芦田愛菜さんからの贈り物

27日午前、両国国技館で3度目の対面へ 9年前、僕と娘は、日本テレビの仲立ちで俳優の芦田愛菜さんに会いに行った。 愛菜さんは「24時間テレビ」ドラマスペシャル「はなちゃんのみそ汁」の収録中だった。 ドラマでは愛菜さんは、はなの役。 はなは極度に緊張…

塩こうじで作る簡単トマトソース

うま味を引き出す調味料 塩こうじブームの生みの親、浅利妙峰さんにトマトソースの作り方を教わった。 今日のランチは、このソースを使ったピザ。 娘が食べた感想は「やばいぞ、塩こうじ」だった。 妙峰さんは大分県佐伯市の「糀屋本店」の9代目社長。 2009…

若い2人に「仲良しの秘訣」を教えられた夜

卵かけご飯の作り方 夕食の準備をしてなかった夜。 時計が20時を回ったころ、アルバイト帰りの娘がフライドチキンを買ってきてくれた。 いつもように、彼氏のねすたも一緒だった。 とりあえず、主菜ができた。助かった。 コンビニの食品だが、たまに食べると…

芦田愛菜さんと娘、9年ぶりの再会

2人をつないだ不思議な「縁」 想定外の展開だった。 2012年8月、「田舎もん」と笑われ、苦い思いをした「24時間テレビ」の出演だったが、その2年後の夏、僕たち親子は、再び日本武道館に招かれた。 hanamisosoup.com 2度目の企画は、ドラマ化だった。 2014年…

食と命のつながりに気づいて

新聞の連載記事を書籍化 日々の食事が、がんの原因になる、とは断定できないかもしれない。 だが、日々の食事とがんは関係ない、とは言い切れない。 亡き妻千恵が、そのことに気づいたのは、2003年12月だった。 西日本新聞で始まった連載「食卓の向こう側」…

豚汁と涙とがん予防

“ととのう”食事 お盆の間、ご飯とみそ汁を食べてなかった。 外食したり、飲みすぎたり、食べすぎたり。 したがって、体調もいまいち。 昨夜の献立は、豚汁と玄米。 一杯の汁の中に必要な栄養素がほぼ含まれている豚汁と ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富…