はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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暮らし

14年ぶりに再会した韓国人女性の優しいハグ

妻とソヨンさんのつながり 僕と千恵がカナダに1カ月ほど滞在した際、現地でお世話になった女性がいる。 韓国人のソヨンさん。 昨日、観光で福岡を訪れた彼女と食事をした。 千恵が亡くなった翌年2月に会って以来だから、14年ぶりになる。 食事中、娘は千恵と…

娘たちにすっぽかされたバーベキューの翌日

頑張っている2人に文句は言えない 娘と彼氏のねすたをバーベキューに誘った。 約束の時間は16時。 結局、2人が現れたのは片付けが終わった3時間後だった。 ↓この日、2人は約束の時間に来なかった。 ameblo.jp 肉が大量に余ったので、その翌日、もう一度、娘…

娘の手作り弁当

女心と秋の空 一体、何があったのだろうか。 パパの作る弁当が気に入らないのか。 昨日から、娘が自分の弁当を作り始めたのだ。 娘は小学1年生のころから弁当を作っていた。 常備菜を使うなど手際もいい。 20分もあれば色鮮やかな弁当が完成する。 大学3年に…

「24時間テレビ」撮影の裏話

妻の梅干し 「24時間テレビ」の番組収録では、芦田愛菜さんと娘と僕の3人で食卓を囲むことになった。 娘と愛菜さんが作った料理は、みそ汁、肉じゃが、春菊の白あえ、ぬか漬けの4品。 これに加えて、愛菜さんには、16年前に妻が漬けた梅干しを食べてほしかっ…

娘の彼氏の第一印象

自家製ラーメンで和解 「なんて、非常識なやつなんだ」 それが、娘の彼氏の第一印象だった。 昨年8月13日、娘が新型コロナに感染した。 僕は娘の看病をしながら、15日に4回目のワクチンを接種。 翌日は副反応がひどく、寝込んでいたところ、インターホンが鳴…

あらためまして、登場人物紹介

楽しみながら、ぼちぼちと 今年8月から、時々、ブログのコミック編を投稿しています。 思いつきで始めたことですが、幸いなことに、評判は上々です。 加島綾乃さん(愛称・がっちゃん)のゆるーい感じなんだけど、実は細やかな描写力が素晴らしい。 そこで、…

最大級のサプライズに泣かされた誕生日の夜

わがままに生きる 昨日、60歳になった。 今の方が、30〜40代のころよりも体調がいい。 気分も晴れやかだ。 Age is just a number. 年齢は、ただの数字にすぎない。 そう感じる今日この頃である。 2020年3月末、56歳で会社を早期退職した。 この3年半、ストレ…

人生は還暦からがおもしろい

若いころは想像できなかった今の自分 先日、元読売テレビアナウンサーの清水健さんと語り合った。 お互いに妻をがんで亡くしたシングルファーザー。 2人のトークを清水さんが約14分間の動画に編集してくれた。※動画のリンクは文末に添付 悲しくて、つらいテ…

料理に目覚めた娘の彼氏

してほしいことをしてみせる 娘の彼氏ねすたが、料理に目覚めた。 以前は、ご飯を鍋で炊いて大失敗するなど料理を苦手としていたが、 オムライスを完成させるほどに腕を上げた。 娘の影響か。いや違う。 毎日、パパの手料理を食べているから、台所に立ち始め…

京都から帰宅した夜のサプライズ

ひとり遊びは難し 京都ひとり旅の最終日。 ホテルをチェックアウトしたのはいいが、帰りの新幹線まで5時間以上もある。 さて、どこに行こうか。 結局、何をしていいか分からず、 京都タワー地下一階のバルで、チーズをつまみながらクラフトビールを飲み続け…

出会うべくして出会った人

報われる日がくることを信じて 清水健さん、忙しい中、時間をつくってくれてありがとう。 ライブ配信楽しかった。 焼き鳥も、めちゃくちゃうまかったよ。 仕事、子育て、家事、PTA・・・。 清水さんは、今が踏ん張りどきかもしれんね。 必ず報われる日がくる…

フリーアナウンサー清水健さんとライブ配信

会いたい人リスト 京都の旅2日目は、大阪まで足を延ばした。 会いに行った人は、フリーアナウンサーの清水健さん。 大阪の人なら誰もが知っている元読売テレビアナウンサー。 彼も僕と同じように妻をがんで亡くし、今は8歳の男の子を育てるシングルファーザ…

老後を楽しく生きるための第一歩

会いたい人に会いに行く 娘は大学3年生。2年後は社会人だ。 いつまでも、パパと一緒に行動を共にする年齢ではない。 パパと旅行に行くより、友人と旅行に行くほうが楽しいに決まっている。 僕は、講演などで全国を旅しているが、観光目的の「ひとり旅」は経…

思い出の場所に妻がいない寂しさを抱えながら

寄せられた300通のメッセージ 朝から、東京で撮影した写真を見ながら、うるうるしている。 はなとねすた、僕の3人が「雷門」の前で笑っている写真だ。 hanamisosoup.com 幸せを感じる時間。 ずっと、写真を見ていられる。 ここは、23年前、亡き妻千恵と2人で…

「24時間テレビ」の出演を終えて

うれしさ半分、寂しさ半分 みなさま、お疲れさまでした。 家族で出演した「24時間テレビ」。 日曜日の朝の早い時間に、多くの方たちに見ていただき、とても感謝しています。 たくさんのメッセージもありがとうございます。 反響の大きさに驚いています。 必…

芦田愛菜さんからの贈り物

27日午前、両国国技館で3度目の対面へ 9年前、僕と娘は、日本テレビの仲立ちで俳優の芦田愛菜さんに会いに行った。 愛菜さんは「24時間テレビ」ドラマスペシャル「はなちゃんのみそ汁」の収録中だった。 ドラマでは愛菜さんは、はなの役。 はなは極度に緊張…

若い2人に「仲良しの秘訣」を教えられた夜

卵かけご飯の作り方 夕食の準備をしてなかった夜。 時計が20時を回ったころ、アルバイト帰りの娘がフライドチキンを買ってきてくれた。 いつもように、彼氏のねすたも一緒だった。 とりあえず、主菜ができた。助かった。 コンビニの食品だが、たまに食べると…

芦田愛菜さんと娘、9年ぶりの再会

2人をつないだ不思議な「縁」 想定外の展開だった。 2012年8月、「田舎もん」と笑われ、苦い思いをした「24時間テレビ」の出演だったが、その2年後の夏、僕たち親子は、再び日本武道館に招かれた。 hanamisosoup.com 2度目の企画は、ドラマ化だった。 2014年…

「24時間テレビ」の思い出

雷門で記念撮影 千恵と付き合い始めたばかりのころ、僕たちは東京を旅行した。 千恵24歳、僕は36歳だった。 この数日後、彼女の誕生日にプロポーズ。 まだ、乳がんは見つかってなかった。 2人に不安は何もない。 人生で最高に幸せな時期だった。 2000年1月、…

聞かれてもないのに自分をさらけ出す

何かをしながら語り合う お盆は、娘と一緒に福岡県宮若市の実家に帰省した。 実家に一泊して、15日午前は妻の墓参りに行った。 県央の宮若から妻が眠る糸島まで、車で約1時間10分。 助手席の娘とは、互いに心地よく充実した時間を持つことができた。 2023年8…

娘の彼氏が作ったシチューはうまかったけど・・・

二日酔いの朝 頭が痛かった。 夏風邪でもコロナでもない。 飲みすぎたのだ。 昨夜、なじみの店「Public bar Bassic.」のオープン14周年を祝って仲間たちが集まった。 親不孝通りのロックレジェンドたちとテーブルを囲み、楽しすぎて、飲みすぎた。 ハイボー…

漫画はじめたよ〜

プロローグ ずっと、前からやりたかったこと。 千恵が遺した「食」と「いのち」を土台に、 「父と娘のその後の暮らし」を漫画で伝えること。 でも、絵は得意じゃない。 そこで、友人のイラストレーター「がっちゃん」に相談した。 「原作はこっちで用意する…

幸せは日々の暮らしの中にある

朝の風景を漫画に 感動物語というほどのエピソードではなく、絶妙なオチがあるわけでもない。 けれど、がっちゃん(加島綾乃さん)が描くと、ほっこり、いい気分に。 何気ない日常の中に幸せがある。 そのことに気付かされた朝の風景を漫画にしました。 隙間…

8月7日は「はなの日」

夏休みは忙しい娘 昨日は8月7日。 はなの日。 そうだったんだ。 20年間、気づかなかった。 facebookでつながっている女性が教えてくれた。 娘は7日、「HACCP(ハサップ)」の研修のため、終日、大学に缶詰状態。 これが、3日間続くらしい。 その後は、6つの…

娘からの「ご報告」

彼氏との交際1周年の節目に それは突然の出来事だった。 いつもの娘だったら、事前報告するはずなのに。 出張先の広島県尾道市から帰る新幹線の中。 送られてきた画像付きのメッセージを見て驚いた。 Photo by ねすた 「ボブにしたよ。短くなったよ」 娘が、…

結婚指輪をつけて過ごす日

教えてくれたのは娘の彼氏 きょうは22回目の結婚記念日。 昨夜、うっかり忘れていた僕に娘が教えてくれた。 実は娘も忘れていたらしい。 娘にそのことを伝えてくれたのは、彼氏のねすただった。 ねすたと娘 千恵が生きていたら、僕たちはどんな夫婦、家族に…

娘と彼氏と3人でママの思い出を語り合った夜

ホタテの冷製パスタを食べながら 北海道佐呂間町から魚介類が宅配便で届いた。 講演のお礼にもらった目録の品だ。 ホタテの貝柱、ホッケの一夜干し、シジミ、紅鮭・・・。 まずは、ホタテの貝柱をいただくことにした。 刺身でも食べられる新鮮さ。 さて、ど…

はなの幸せは、パパの幸せ

馬刺しの誘いを断って 運送会社を経営する友人から夕食に誘われた。 「中洲でうまい馬刺しを食おう。今夜は俺がおごるぜ」 馬刺しは、大の好物。 行きたい。 しかし、娘との約束があった。 「すまん、やめておく」 その日の午前、アルバイト先の娘からLINEが…

長い付き合いが始まる予感

佐呂間からの贈り物 3泊4日の北海道ツアー(講演と上映会)から福岡に戻って1週間。 訪問先のひとつだった佐呂間町から、贈り物が届いた。 2023年7月28日 箱を開けると、サロマ湖、オホーツク海の魚介類が山盛り。 紅鮭、ホッケ、ホタテ、シジミ。 7月20日、…

腕時計をなくした意味

夫婦の証しが消えてなくなる 昨夜、ハイボールを飲んでいるときだった。 はっとして、一気に酔いが覚めた。 大切にしていた腕時計がどこにも見当たらないのだ。 22年前に買った外国製の腕時計。 結婚式の半年ほど前、亡き妻千恵の誕生日前日に買ったおそろい…