はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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食-料理

浮気しちゃって、ごめんなさい

二日酔いの朝 昨夜、同郷の友人たちと飲んだ。 「結婚に興味がない男」と「息子を勘当した男」と「妻を亡くした男」の3人。 声をかければ、だいたい1時間以内に集合できるのが、俺たちの強みだ。 メニューは、広島お好み焼きで一致した。 それならば、鉄板焼…

持続可能な「食料探し」

循環は心地よい 断捨離を始めて1年。 毎日、使わないモノをひとつ捨てるようにしている。 どの部屋もすっきりした。 昨日も書棚の本を整理していると、娘から「メルカリっていう手もあるよ」と教えてもらった。 メルカリとは、無料で使えるフリマアプリ。自…

食べることは自分のためだけではない

初めての手料理はレトルト食品 千恵とつきあい始めたころ、初めて作ってくれた料理は、レトルト食品のスパゲティミートソース。「料理は苦手」が口癖だった。 そんな千恵が、肺に転移したがん治療中の2004年ごろから本格的に料理の勉強を始めた。 学びは、料…

欲を出さず「燃費の良い暮らし」に

「成熟」をキーワードにまちづくりを 新型コロナウイルスの影響で中止された演舞隊やパレードが3年ぶりに福岡市中心部を彩った「博多どんたく港まつり」が4日、閉幕した。 主催者によると、3、4日の2日間の人出は延べ約80万人で、コロナ前の2019年(約240万…

わが家のイベント、餃子作り

今日のコラムは娘が担当 小さな子どもと一緒に作る料理の代表格といえば餃子。 妻も娘と一緒に作っていました。 本日の前振りコラムは、娘が担当。 妻が教えた具とは、ちょっと違いますが、当時を思い出しながら書いてくれました。 経験が台所に立つ原動力 …

ぱんつ談義

変なところから出てきた妻の遺品 昨夜、娘と一緒に福岡市南区のイタリア料理店テシマに行ってきました。 いつもお世話になっている手嶋義之・法子夫妻が経営する店です。 よく考えると、テシマでの食事は、今年初めてでした。 サラリーマン時代は月に一度は…

「大地のうどん」と「うどん和助」

見えない力が働いた 亡き妻との思い出の場所には、しばらく足が遠ざかっていた。 思い出すと、つらい。 涙があふれる。 それもまた、「すばらしい悲しみ」であることに気づいたのは、僕の場合、ずいぶん時間が経ってからだった。 昨春、大学生になった娘が「…

朝食の効果

梅醤番茶 「はなちゃんのみそ汁 青春篇」のプロモーション活動で娘と東京に来ている。 2泊3日の滞在で、4月1日のきょうが最終日。 昼夜は、久しぶりに会う仲間たちとの食事会が続いた。 先週も3日間、新潟の知人宅にお邪魔し、海の幸と地酒をたらふくいただ…

妻の雑煮、娘の雑煮

鳶が鷹を生んだのか どうしてあのとき、あんなひどいことを言ったんだろう。亡き妻千恵のブログを読み返していると、反省の連続だ。 千恵が、市販のルウを使わずに小麦粉と牛乳でクリームシチューを作ってくれたことがあった。僕は一口食べて「まずい」と言…

余命宣告

食で人を幸せに がん患者が死ぬときはやせ細って死んでいく。 例外はあると思うが、食欲旺盛なまま、太りながら死んでいく人はいない。 食べることは生きること。 料理が苦手だった千恵は、毎日、台所に立った。 いつの間にか、料理が大好きになり、料理の講…

鍋とおでんとがん治療

デートは小倉のおでん屋台 千恵はおでんが好きだった。 結婚前、デートはいつも北九州市小倉のおでん屋台。 妻の遺伝なのか、娘も「週一で食べたい」と言う。 リクエストは、餅入りきんちゃく、厚揚げ、コンニャク、ダイコン、春菊。 春菊は、おでんの鍋の中…