しっかり、生きよう
今朝、千恵のブログを読みながら思った。
2007年の夏が、彼女にとって、人生最後の梅干し作りだったんだなあ、と。
この14年間、考えたこともなかった。
人生、何が起こるかなんて、誰にも分からない。
ひょっとしたら、今年の夏が人生最後のウェイクボードになるかもしれない。
人生最後の講演になるかもしれない。
人生最後の「いのちのうた」になるかもしれない。
人生最後のクリスマスになるかもしれない。
人生最後の家族旅行になるかもしれない。
大切な気づきをありがとう。
しっかり、生きよう。
生ききろう。
以下、本日紹介する千恵のブログ。
2006年6月。残された寿命は、あと1年ちょっと。
すべてが人生最後の記録。
心して、読ませていただきます。
梅干し 〜初心者でもできるレシピ〜(2007年6月15日)
私も、梅干し作りは、今年でようやく3年目。
まだまだ初心者でございます。
初年度は塩分20%で漬けて、えらく塩辛くなってしまったので、2年目の去年からは12%で漬けています。
去年の出来がまずまずよかったため、今年も12%でいきます。
塩辛いのがお好きな方は、15%以上で漬けられたらよいでしょう。
それから、初心者用に書きますので、なるべく取っ付きやすくするため、しそは売っている「もみしそ」に変更しますね。
赤しそをもむ作業は、来年以降にチャレンジしましょう。
そのかわり、もちろんのごとく、「もみしそ」は、赤色○○号とか、酸味料とかが入っていない物を選んでくださいね^^;
今、スーパーでも、梅の隣には、必ず、びんともみしそがセットで並んで売っているはずです。
今、スーパーでも、梅の隣には、必ず、びんともみしそがセットで並んで売っているはずです。
分量
熟した梅3キロ
塩(できれば、自然海塩)360グラム(1~2キロしか作らない方は、1キロにつき120グラムと覚えましょう)
焼酎(アルコール度数25%以上のもの)1.5カップ(1キロにつき半カップ)
瓶(果実酒用の8リットル大びん)
消毒用の焼酎適量
もみしそ 梅1キロか2キロにつき、1袋(300~500グラム)
もみしその塩分でも梅の塩加減が変わってくるので、薄塩が好きな方は、もみしそを加減するといいと思います。
塩(できれば、自然海塩)360グラム(1~2キロしか作らない方は、1キロにつき120グラムと覚えましょう)
焼酎(アルコール度数25%以上のもの)1.5カップ(1キロにつき半カップ)
瓶(果実酒用の8リットル大びん)
消毒用の焼酎適量
もみしそ 梅1キロか2キロにつき、1袋(300~500グラム)
もみしその塩分でも梅の塩加減が変わってくるので、薄塩が好きな方は、もみしそを加減するといいと思います。
焼酎を入れる理由は、減塩レシピのため、カビ防止。
また、梅酢が上がりやすくするため、などです。
まずは、梅。
まずは、梅。
かわいい梅ちゃん。
青梅は、家の中でざるに並べて2〜3日置き、少し赤み~黄色っぽく熟すまで待ちます。
熟したら、桃のような何とも言えない良い香りになるので、香りを楽しんだ後に、あく抜きを兼ねて一晩水に漬けます。
熟し過ぎた梅は、一晩漬けると皮が傷んだりするので、軽く洗う程度で済ませてください。
一晩水にさらした梅を、軽く水ですすぎながら洗い、ふきんを敷いたザルに並べて、水をよく切ります。水分が残っていると、そこからカビが発生するので、よ~く乾燥させましょう。
乾いた梅のヘタを、つまようじで丁寧に取ります。
ぽろっと簡単に取れるので、根気よく取りましょう。
このヘタ取りをさぼると、梅酢がよく上がらないので、梅が堅くなったり、カビが生えたり、と失敗してしまいます。
ちなみに、ちびっ子はこの作業が大好きですので、一緒にやると楽しいですよ^^
余談ですが、梅の後ろに見える手ぬぐいは、「てんとまる~のか~ばた、から~しめんたいこ♪よっ!かば田!」のCMソングで有名な「かば田」めんたいこのパッケージをデザインしている中村ちひろさんの作品です。昆布漬け辛子明太子と言えば「かば田」。
これを見るたびに、笑顔の素敵なちひろさんを思い出します^^
びんは、洗ってよ~く乾燥させ、少量の焼酎かホワイトリカーで消毒します。
底を覆うくらい、塩を軽くまぶします。
梅と塩を交互に重ねて、一番上の塩は、ちょっと多めにふりましょう。
そうして、分量の焼酎をびんのふちから注ぎ、一番上に梅の量と同じくらいの重しをのせて、完了。
去年までは、口の広い壷で漬けていたので、重しはダンベルにしていました。
去年までは、口の広い壷で漬けていたので、重しはダンベルにしていました。
今年は口の狭いびんにしたので、重しはビニール袋を2〜3重にしたものに水を入れて使っています。なかなかいい感じですよ。水の重さは適当です^^:
こうすると、梅全体に重さが均等にかかるのです。
横から見ると、こんな感じ。
塩漬け、完成です。
昨日漬けた梅(左)と一昨日漬けた梅(右)を並べて比較すると、こんなに梅酢が上がっていることがわかります。
この状態で、梅酢が上がってくるまで数週間待ちます。
梅の分量以上に梅酢が上がったら、その梅酢は白梅酢として清潔な瓶に移して保存しましょう。この梅酢は、料理にも大活躍しますので捨てません。
もみしそは、梅酢が上がった後に入れますので、今日はここまで。
梅酢の上がりが良い方は、白梅酢を半分ほど保存した後に、もみしそを上から重ねて入れます。そうしてきれいに赤く染まった梅を、梅雨が開けたら干すのです^^
その作業も、楽しみです。
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「はなちゃん12歳の台所」には梅干しの漬け方も収録。
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徳重紅梅園の梅肉エキス。わが家の“万能薬”。耳かき一杯分を舐めるだけで元気が出る。