はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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女子大生と「もつ鍋祭り」

娘と暮らす父親の特権 妻のブログを読んでいて、もつ鍋が食べたくなった。 わが家の冷凍庫には、グリーンコープ生協で買い置きしていた「国産牛ミックスホルモン」(300グラム)が2袋ある。 娘と2人で600グラムは、ちょっと多い。 「もつ鍋を食べにおいで〜…

娘の整形疑惑!?

元気もらえるコメントが多い中・・・ 手前味噌だが、先月、YouTubeにアップされた日テレNEWS「家族を生きる」の評判がいい。 制作担当者は、10年以上の付き合いになるFBS福岡放送の伊﨑健太郎ディレクター。 現在、このドキュメンタリーのロングバージョンも…

ある新聞記者との出会い

すべては、ここから始まった 「同業他社の枠を越えて付き合ってもらえませんでしょうか」 2009年の春。深夜、1通のメールが届いた。 金子元希さん。朝日新聞西部本社の記者からだった。 出会って3カ月が過ぎた6月14日。 朝日新聞に「小さな手、朝の台所」「…

「パパの人生、ツイていた」

女子大生の名は、松永千恵 1998年の初夏。 僕は34歳。西日本新聞宗像支局の記者として働いていた。 初めての支局勤務にようやく慣れてきた頃だった。 ある日、珍しく、若い女性が支局にやってきた。 大学院声楽科コンサートの取材依頼だった。 その女子大生…

道に迷ったときは、自分の情熱が向く方に進む

ホールフードとの出合い 千恵がずっと会いたがっていたタカコナカムラさん。 タカコさんは、台所を通じて持続可能な暮らしを実現させるライフスタイル「ホールフード」の提唱者。 whole-food.jp 亡くなる7カ月前に会うことができた。 わずかな期間だったが、…

「当たり前の日常」に思うこと

待つ時間は、至福の時間 台風14号の影響で外に出ることができなかった19日夜。 娘が夕食を作ってくれた。 パパは、カボス割りの麦焼酎を飲みながら、夕食の出来上がりを待った。 朝食の塩むすびのお礼なのか、台風でアルバイト先が休みになったからなのか。 …

お手本のような自主上映会

“調味料”は「まな板」 台風14号が福岡上空を通過した9月19日の朝食。 僕は、どうしても、娘に「塩むすび」を食べさせたくなった。 いつもは、ご飯を塩で握り、その中に梅干しを入れたり、海苔を巻いたりするが、 今朝のおむすびの味付けはシンプルに2種類だ…

食品売り場をうろうろ

デパ地下で腹を満たす 千恵は幼い娘とよく、デパ地下の食品売り場をうろうろしていた。 2人のお気に入りは、天神大丸。 買い物に行ったはずだったが、いつも手ぶらで帰ってきた。 娘のお腹はパンパンだった。 いつも、どこでも、食べていた(2007年8月14日)…

「わかりあう」ということ

「生きた証を残したかった」 妻をがんで亡くされた元読売テレビアナウンサーの清水健さん。 彼と初めて出会ったのは、2017年秋。 文藝春秋が企画した対談だった。 清水さんの妻奈緒さんは2015年、29歳で他界。 そのとき、長男は生後112日だった。 清水さんの…

明けない夜はない

心と体をととのえる 映画「弁当の日」を完成させた直後、「はなちゃんのみそ汁 青春篇」を一気に書き上げた。 プロモーション活動は、新型コロナに大きな影響を受けた。 自主上映会はキャンセルが相次ぎ、仕事も減り、収入は激減した。 いっそのこと遊んじゃ…

仲間に支えられた14年

手作りうちわ こんなものを作って、わざわざ届けてくれた家族がいる。 「SHINGO59」。誕生プレゼントのうちわ(2022年9月11日) 富武さん家族。 こういう遊び心は好きだ。 富武ファミリー。左から祥子さん、なっぺ、健一さん(2022年9月11日) 富武健一さん…

娘のウェイクボード奮闘記

初めて歩いた日 ウェイクボード合宿2日目。 娘も大学の友人2人を連れて、芦屋ヨットハーバーに合流した。 波は穏やか。気温も30度を超え、絶好のコンディションだ。 僕が滑った後、娘が海に入った。 プレジャーボートが動き出した。 ロープが、ぴんっと張っ…

59歳の晩夏、やればできる

戻ってきた体力 先週、台風で中止になったウェイクボード合宿。 このまま夏を終わるわけにはいかなかった。 天候の回復を待ち、昨日、海に向かった。 初日(9/12)の芦屋ヨットハーバーは、絶好のマリンスポーツ日和。 真夏が戻ってきたような暑さだった。 …

はなちゃんのアジフライ定食

おいしい顔ってどんな顔? 昔、そんなCMソングがあった。 1980年代、雪印のネオソフト。 大きなパンにかぶりつく子どもの笑顔がかわいかった。 さて、 今回は、おじさんの「おいしい顔」。 見苦しいので、遠慮なくスルーしてください。 はなパパの「おいしい…

やさしいは、かっこいい。

ふぞろいのロウソクたち 今朝、起きたら、紙に包まれたロウソクが居間のテーブルに置いてあった。 昨夜、音楽仲間たちがお祝いしてくれたバースデーケーキのロウソクを僕が持ち帰ったのだ。 よく見ると、色は同じだが、形が微妙に違う。 店のオーナーとの雑…