妻を乳がんで亡くした元プロ野球選手
乳がんの早期発見や治療などを呼びかける元プロ野球選手がいる。
ソフトバンクホークスのOB、鳥越裕介さん。
鳥越さんは、2008年に当時34歳だった妻を乳がんで亡くされた。
その年、僕と千恵は、九州がんセンターの待合室で鳥越夫妻に会っていた。
鳥越さんは、僕たちが何者なのか知らないし、
存在にも気づいてなかったが、そのことを妻はブログに記した。
3年後、アビスパ福岡のJ1昇格パーティーの席で鳥越さんに再会。
僕は当時のことを説明し、同じ年に妻を亡くしたことを打ち明けた。
以来、細々とだが、鳥越さんとの付き合いは続いた。
左側の大野真司先生は、亡き妻千恵の主治医。
がんを患うと自分たちばかりが苦しい思いをしていると考えがちだが、
決して、そうではない。
みんないろいろ抱えているんだ。
ネガティブな感情を口にせず、切り替える術を身につける方が心に良い。
大切なことに気づかせてくれた鳥越夫妻との出会いだった。
みんないろいろ抱えているんだな(2008年6月3日)
タカコ・ナカムラさんのブログを読んでいたら、
涙が出そうになった。
私もそろそろ、号泣倶楽部?に入れてもらわなければならないだろうか・・・
さて。
その日、
いつものように病院へ。
待合室はいつものように大盛況。
その中に、
あるスポーツ選手がいた。
背は190センチ近く。
身体は鍛え上げられて、筋肉隆々。
年は30歳になるかならないかくらいだろうか。
まだまだ若いイケメンスポーツ選手。
その隣に、
こういう人のことを、
「可憐」って言うんだろうな、というくらい、
その中に、
あるスポーツ選手がいた。
背は190センチ近く。
身体は鍛え上げられて、筋肉隆々。
年は30歳になるかならないかくらいだろうか。
まだまだ若いイケメンスポーツ選手。
その隣に、
こういう人のことを、
「可憐」って言うんだろうな、というくらい、
細く、儚く、美しい女性がいた。
奥様なのだろう。
私と一緒の待合室にいらっしゃるということは、
奥様なのだろう。
私と一緒の待合室にいらっしゃるということは、
同じ病を抱えているということだ。
採血に行く私と入れ違いで、か細い彼女の腕をしっかりと握りしめ、
採血に行く私と入れ違いで、か細い彼女の腕をしっかりと握りしめ、
彼は会計の方へ向かって帰っていった。
家族が、がんになるということ。
家族が、がんになるということ。
一大事だ。
私も、自分のことだから、いいんだ。
私ががんでよかった、と心から思うのだ。
もしこれが、大事な旦那やムスメだったら・・・
私は、どうしたらいいかわからなくなり、
看病に疲れ、
ジタバタし、
とっくの昔に投げ出していたかもしれない。
私も、自分のことだから、いいんだ。
私ががんでよかった、と心から思うのだ。
もしこれが、大事な旦那やムスメだったら・・・
私は、どうしたらいいかわからなくなり、
看病に疲れ、
ジタバタし、
とっくの昔に投げ出していたかもしれない。
自分のことだから、痛みもつらさも加減がわかるし、
乗り越えていくことができるのだ。
彼もこれから、奥様をサポートしながら人生を歩むことになる。
帰っていく彼らの姿を見送りながら、
「みんないろいろ抱えとるっちゃね・・・」と、つぶやく。
その選手をココロから応援したいと思った。
わたしもがんばろ。
彼もこれから、奥様をサポートしながら人生を歩むことになる。
帰っていく彼らの姿を見送りながら、
「みんないろいろ抱えとるっちゃね・・・」と、つぶやく。
その選手をココロから応援したいと思った。
わたしもがんばろ。
まずは、あなたを風呂に入れなければなりますまい。
旦那から、
「嫌ばい。帰ってきたら水死体になっとった、とか。半身浴とか長風呂は体力消耗するけん、まだしばらく我慢しとき」と言われた。
わたしも風呂に入りたい。
旦那から、
「嫌ばい。帰ってきたら水死体になっとった、とか。半身浴とか長風呂は体力消耗するけん、まだしばらく我慢しとき」と言われた。
わたしも風呂に入りたい。
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