お盆の食卓
「ばあばの唐揚げが食べたい」
妻の墓参りの帰り道、娘の発案で福岡県宮若市の実家に向かった。
高速道路を西から東に走って約1時間。
実家に到着すると、僕と娘の好物が食卓に並んでいた。
「あんたたちがお盆の間に来て食べるやろうと思って、用意しとったよ」
急なリクエストでも、即座に応じてくれるところが母のすごさだ。
鶏の唐揚げ。皮はサクサク。肉はジューシー。亡き妻も好きだった。
タラワタの甘辛煮。タラワタとはタラのエラと胃を干したもの。タラオサ、タラ胃などと呼ぶ地方もある。大きな歯ブラシのような独特な形状が特徴。わが家では、お盆の時期にいつも食べる。
「おきゅうと」は母の手作り。海藻であるエゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた食べ物。海に面した福岡県ならではの郷土料理。ショウガとしょうゆでいただく。
ねすたも大満足。
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