思いがけない贈り物
小学生の頃、水彩画を習っていた。
写真家の父の一眼レフもその頃から使っていた。
絵画や写真は、好きだったし、新聞社主催のコンクールでは何度も入賞。
自分には美術の才能があると信じ込んでいた。
高校を卒業したら、芸大に進学したかったが、両親から猛反対された。
そんな話を妻に話したことがある。
ゲラゲラ笑われた。
僕の友人には、絵の上手な人がいっぱいいる。
このブログでも何度か紹介した「門左衛門さん」。
何気ない家族の日常を描かせたら天才的な「がっちゃん(加島綾乃さん)」。
絵は言葉にできない感情を表現できる。
感謝の気持ちを絵に描き、大切な人にプレゼントできたら素敵だなあ、と思う。
2年前、インスタグラムをぼんやり眺めていたら、娘を描いたイラストが目に入った。
投稿者は、りょうこさん。
娘が出版したレシピ本「はなちゃん12歳の台所」を読んだ感想も添えてあった。
思いがけない贈り物にびっくり。
娘もすごく喜んでいた。
りょうこさん、ありがとう。
以下、芸大を目指していた僕の過去を、妻がゲラゲラ笑った理由。
絵(2007年8月27日)
わが家は、リビングにテレビがありません。
テレビがないので、時間を持て余したムスメは、
お絵描きと本が大好きな子に育ちました。
特に、最近の創作活動は親が見ていても驚くほど。
どこに行くにも、ノートとペンを持って行って、暇さえあれば絵か、
ムスメ語をごにょごにょと書いています。
そんなムスメが先日、
旦那に「ねえパパ~~、ママ書いて~」とリクエスト。
その時、新聞を読んでいた旦那。
めんどうくさかったのか、さささ~っとテキトーに書いた。
・・・。
飛び蹴りの刑に処す。
脇腹スクリューも付け足す。
ムスメは、きゃっきゃ言って喜んでました・・・複雑。