はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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彼氏の母親から驚きの贈り物

会津の玄米30キロ びっくりした。 東京から宅配便でコメが30キロも届いたのだ。 娘の彼氏ねすたの母親からだった。 ねすたを通じて、LINEで母親からのメッセージも送られてきた。 どうやら最近、わが子が交際をしていることを知ったらしい。 ねすた(左)と…

失敗から学べるもの

母校の非常勤講師に 引き受けてよかった。 下関から福岡への帰り道。 車を運転しながら、そう思った。 あれは今年の春だった。 出身大学の下関市立大の後輩で、今は同大学で准教授を務める上野惠美さんから非常勤講師の打診があった。 科目は「キャリアデザ…

娘たちにすっぽかされたバーベキューの翌日

頑張っている2人に文句は言えない 娘と彼氏のねすたをバーベキューに誘った。 約束の時間は16時。 結局、2人が現れたのは片付けが終わった3時間後だった。 ↓この日、2人は約束の時間に来なかった。 ameblo.jp 肉が大量に余ったので、その翌日、もう一度、娘…

ハンバーグに目玉焼きをのせると幸せになる

ソースにもこだわり 夜、アルバイトから帰宅した娘はいつも腹ぺこだ。 仕事が忙しくて昼食を抜く日もある。 そんなときの娘は「ガッツリ系」の夕食をリクエスト。 パパは得意料理のひとつ、目玉焼きのせハンバーグを作る。 娘は「これって最強コンビだよね。…

娘の手作り弁当

女心と秋の空 一体、何があったのだろうか。 パパの作る弁当が気に入らないのか。 昨日から、娘が自分の弁当を作り始めたのだ。 娘は小学1年生のころから弁当を作っていた。 常備菜を使うなど手際もいい。 20分もあれば色鮮やかな弁当が完成する。 大学3年に…

「あなたが大切」というメッセージ

子どもの心に闇や空洞を生み出さないために 今朝、目覚めると、スマホにメッセージが届いていた。 昨日、講演した小学校の保護者からだった。 布団の中で文を読み、思わず顔がほころんだ。 講演会は、佐世保市立大久保小学校の創立100周年記念事業。 学校名…

「24時間テレビ」撮影の裏話

妻の梅干し 「24時間テレビ」の番組収録では、芦田愛菜さんと娘と僕の3人で食卓を囲むことになった。 娘と愛菜さんが作った料理は、みそ汁、肉じゃが、春菊の白あえ、ぬか漬けの4品。 これに加えて、愛菜さんには、16年前に妻が漬けた梅干しを食べてほしかっ…

娘の彼氏の第一印象

自家製ラーメンで和解 「なんて、非常識なやつなんだ」 それが、娘の彼氏の第一印象だった。 昨年8月13日、娘が新型コロナに感染した。 僕は娘の看病をしながら、15日に4回目のワクチンを接種。 翌日は副反応がひどく、寝込んでいたところ、インターホンが鳴…

最大級のサプライズに泣かされた誕生日の夜

わがままに生きる 昨日、60歳になった。 今の方が、30〜40代のころよりも体調がいい。 気分も晴れやかだ。 Age is just a number. 年齢は、ただの数字にすぎない。 そう感じる今日この頃である。 2020年3月末、56歳で会社を早期退職した。 この3年半、ストレ…

料理に目覚めた娘の彼氏

してほしいことをしてみせる 娘の彼氏ねすたが、料理に目覚めた。 以前は、ご飯を鍋で炊いて大失敗するなど料理を苦手としていたが、 オムライスを完成させるほどに腕を上げた。 娘の影響か。いや違う。 毎日、パパの手料理を食べているから、台所に立ち始め…

娘の彼氏は刺身が好物

作る喜び、食べてくれる幸せ 娘が小学生のころ、親子ふたりでよく釣りに出かけた。 豆アジが大量に釣れると、ぱぱっとさばいて、握り寿司にした。 娘は釣りは好きだが、生魚を食べるのは大の苦手だったため、アジの握りは全部パパの胃袋に収まった。 大学生…

京都から帰宅した夜のサプライズ

ひとり遊びは難し 京都ひとり旅の最終日。 ホテルをチェックアウトしたのはいいが、帰りの新幹線まで5時間以上もある。 さて、どこに行こうか。 結局、何をしていいか分からず、 京都タワー地下一階のバルで、チーズをつまみながらクラフトビールを飲み続け…

老後を楽しく生きるための第一歩

会いたい人に会いに行く 娘は大学3年生。2年後は社会人だ。 いつまでも、パパと一緒に行動を共にする年齢ではない。 パパと旅行に行くより、友人と旅行に行くほうが楽しいに決まっている。 僕は、講演などで全国を旅しているが、観光目的の「ひとり旅」は経…

はなちゃんはバリスタ

子どもを台所から遠ざけるのはもったいない 「はなcafeで、食後のコーヒーはいかがですか?」 「いいですね。濃いめのホットをお願いします」 「かしこまりました」 娘が10歳のころ、いつも朝食後にコーヒーを入れてくれた。 こんなやりとりが懐かしい。 台…

塩こうじで作る簡単トマトソース

うま味を引き出す調味料 塩こうじブームの生みの親、浅利妙峰さんにトマトソースの作り方を教わった。 今日のランチは、このソースを使ったピザ。 娘が食べた感想は「やばいぞ、塩こうじ」だった。 妙峰さんは大分県佐伯市の「糀屋本店」の9代目社長。 2009…

若い2人に「仲良しの秘訣」を教えられた夜

卵かけご飯の作り方 夕食の準備をしてなかった夜。 時計が20時を回ったころ、アルバイト帰りの娘がフライドチキンを買ってきてくれた。 いつもように、彼氏のねすたも一緒だった。 とりあえず、主菜ができた。助かった。 コンビニの食品だが、たまに食べると…

食と命のつながりに気づいて

新聞の連載記事を書籍化 日々の食事が、がんの原因になる、とは断定できないかもしれない。 だが、日々の食事とがんは関係ない、とは言い切れない。 亡き妻千恵が、そのことに気づいたのは、2003年12月だった。 西日本新聞で始まった連載「食卓の向こう側」…

豚汁と涙とがん予防

“ととのう”食事 お盆の間、ご飯とみそ汁を食べてなかった。 外食したり、飲みすぎたり、食べすぎたり。 したがって、体調もいまいち。 昨夜の献立は、豚汁と玄米。 一杯の汁の中に必要な栄養素がほぼ含まれている豚汁と ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富…

ため息の冷麺

約束は腹八分 娘のため息が漏れた。 注文した冷麺が運ばれてきたときだった。 2023年8月15日 お盆の15日、娘はアルバイトを入れてなかった。 彼氏もサッカーの試合で大阪に遠征中。 よって、親子2人で外食に出かけることにした。 娘は牛タンが大好物。 「せ…

娘の彼氏が作ったシチューはうまかったけど・・・

二日酔いの朝 頭が痛かった。 夏風邪でもコロナでもない。 飲みすぎたのだ。 昨夜、なじみの店「Public bar Bassic.」のオープン14周年を祝って仲間たちが集まった。 親不孝通りのロックレジェンドたちとテーブルを囲み、楽しすぎて、飲みすぎた。 ハイボー…

漫画はじめたよ〜

プロローグ ずっと、前からやりたかったこと。 千恵が遺した「食」と「いのち」を土台に、 「父と娘のその後の暮らし」を漫画で伝えること。 でも、絵は得意じゃない。 そこで、友人のイラストレーター「がっちゃん」に相談した。 「原作はこっちで用意する…

幸せは日々の暮らしの中にある

朝の風景を漫画に 感動物語というほどのエピソードではなく、絶妙なオチがあるわけでもない。 けれど、がっちゃん(加島綾乃さん)が描くと、ほっこり、いい気分に。 何気ない日常の中に幸せがある。 そのことに気付かされた朝の風景を漫画にしました。 隙間…

娘と彼氏と3人でママの思い出を語り合った夜

ホタテの冷製パスタを食べながら 北海道佐呂間町から魚介類が宅配便で届いた。 講演のお礼にもらった目録の品だ。 ホタテの貝柱、ホッケの一夜干し、シジミ、紅鮭・・・。 まずは、ホタテの貝柱をいただくことにした。 刺身でも食べられる新鮮さ。 さて、ど…

はなの幸せは、パパの幸せ

馬刺しの誘いを断って 運送会社を経営する友人から夕食に誘われた。 「中洲でうまい馬刺しを食おう。今夜は俺がおごるぜ」 馬刺しは、大の好物。 行きたい。 しかし、娘との約束があった。 「すまん、やめておく」 その日の午前、アルバイト先の娘からLINEが…

人気の秘訣は「遊び心」

店主から撮影の依頼 娘がアルバイトでお世話になっている寿司屋のご夫婦と食事に行った。 ご夫婦とは、わが家でバーベキューを一緒に楽しんだりする関係でもある。 最初は、娘だけが誘われていたのだが、パパも厚かましく参加させてもらった。 ご夫婦のセレ…

長い付き合いが始まる予感

佐呂間からの贈り物 3泊4日の北海道ツアー(講演と上映会)から福岡に戻って1週間。 訪問先のひとつだった佐呂間町から、贈り物が届いた。 2023年7月28日 箱を開けると、サロマ湖、オホーツク海の魚介類が山盛り。 紅鮭、ホッケ、ホタテ、シジミ。 7月20日、…

わが家の冷や汁(レシピ付き)

熱中症対策にも 連日35度以上の猛暑が続く福岡。 こんな日の朝食は、冷や汁だ。 作り方は簡単。 輪切りにしたキュウリをボウルに入れ、みそで揉む。 ※1人分のみその量は12g〜15g程度。 氷水を注ぐ。 お椀に分けて、すりゴマと刻んだミョウガと大葉をたっぷり…

テシマでオマール

大満足の夜 おっといけねえ。 もう、7月後半じゃねーか。 福岡市の飲食店では、毎年恒例のオマールフェスタが始まっとる。 うっかりすると、フェスタが終わる。 わが家の行きつけの店は、イタリア料理「テシマ」(福岡市南区大橋)。 急がねば。 というわけ…

背徳感こそが最高のスパイス

遅い時間にあれを食う 昨日の夕方、帰宅と同時に寝落ちてしまった。 目が覚めると、ちょうど、娘が帰ってきた。 21時を過ぎていた。 腹がグーっと鳴ったが、夕食を作る気力はなかった。 こんなときは、あれしかない。 はなは「とびきりチーズ」(2023年7月17…

懐かしい人たちとの再会

思い出がいっぱい 高取保育園でみそ作りがあった日、懐かしい人たちと偶然、再会した。 新聞社に勤めていたころ、一緒に食育を学び、活動した仲間だ。 保育園の玄関先で立ったまま、約30分。 楽しい思い出が多すぎて、話が尽きなかった。 再会した仲間の1人…