唯一無二の屋台
定年を迎えた先輩と中洲で飲んだ。
二次会は天神の屋台。
僕の希望で「味府」に行った。
ここは、亡き妻とよく通った屋台。
餃子とラーメンがうまい屋台。
思い出すと悲しみがあふれ出すので、長い間、訪れることができなかった。
昨年5月の出張帰りに思い切って、のれんをくぐった。
おばちゃんが懐かしい笑顔で迎え入れてくれた。
「はなちゃん、大きくなったやろう。連れておいで」と言われたので、
その2週間後、娘を「味府」に連れて行った。
福岡には多くの屋台があるけれど。
僕は「味府」にしか行かない。
一瞬にして、あの頃に戻れる。
僕たち家族が幸せだった20年前にタイムスリップできる、唯一無二の屋台。
ずっと通い続けるから。
おばちゃん、元気でいてください。
画像は、京都から訪れた若いカップル。屋台で親しくなりました。
袖触り合うも他生の縁。おじさんの相手をしてくれてありがとう(掲載許可いただいています)。
天神の屋台は初めてという2人。娘と同世代。かわいいですなあ。
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